市政報告

錦帯橋完成祝賀会挨拶

平成16年3月20日

皆さん、新しい橋の感触はいかがだったでしょうか。踏みしめていただいた橋板や触れていただいた高欄はすべて樹齢150〜300年くらいの檜でできています。香りを楽しんでいただけたでしょうか。

おかげさまで、三笠宮両殿下にもご出席いただき、完成式と渡初めを無事に終了することができました。渡り初めにおいては、ご来賓に続いて、12組の3代夫婦、奴道中、小中学生約1000人が続き、一般の人も黒山になるほど大勢の人に参加していただきました。今日一日、渡橋料は無料となっており、今も、いつ果てるとも知れない人の波が続いているようです。今年になって、この行事のことが一番気になっていたので、今は、ほっとしています。本当にありがとうございました。

50年振りの架け替えという大事業の成就を盛大にお祝いするために、「錦帯橋夢フェスタ」と題して様々なイベントが行われています。すでに18日より、高円宮憲仁親王殿下の写真とゆかりの品々を展示する特別展「一期一会」が岩国美術館で開催されています。本日も午後には「よさこいフェスティバル」、夜には一人ひとりが捧げ持つ行燈の日で錦帯橋を埋め尽くす「灯のまつり」が行われます。明日は、正午からご存知「なんでも鑑定団」がやってきますし、夜は「錦織健と西村直記のジョイントコンサート」が予定されています。

その時代時代の人間の知恵と労力を借り、その装いを変え、その身をより強くより美しく進化させながら、時を超えて永遠に生き続ける、生き物のようであります。我々は、今回、その悠久の旅路の途中でほんの少しばかりお手伝いをさせていただいたような気がします。その長い歴史に現代の我々の想いを乗せて、再び未来に向って旅立とうとしています。

錦帯橋にはもちろん及びもつきませんが、いつまでも後世の人に感謝され、喜ばれるような仕事をしたいものであります。

本日は本当にありがとうございました。どうか、時間の許す限りごゆるりとご歓談下さい。