建国記念の日おめでとうございます。建国記念の日とは、当たり前のことですが、我が国の建国をお祝いし、今年もこの国のもとに平和の内に暮らすことができることを皆さんとともにお祝いし、改めて今後の国のあり方を考えてみる日ではないかと思う。
昨年のこの日、私は、当時の状況では、イラクに対する武力行使には反対であると申し上げました。しかし残念ながら、イラク攻撃は現実のものとなった。その後大きな戦闘は終わったが、いまだテロが続く中、日本も先日遂に自衛隊を派遣した。
私は、紛争の解決に武力を用いないという憲法の平和の理念は大切にすべきだと思うし、その理念を踏み外すことになる今回のイラクへの自衛隊派遣には反対である。
少なくとも、我が国の安全をいかに守るべきか、国際的な責任をいかに果たすべきか、国のあり方に関わる根本的な問題であり、もっともっと本音で国民的な議論をすべきである。
そうした国民的合意を得ることなくなし崩し的に自衛隊を派遣することは、危険で大変な任務に赴く自衛隊員やその家族に申し訳ないと思う。全員が無事に任務を終えて帰国することを皆さんとともに祈りたい。
今、年金や地方分権、そして合併問題など、我が国は大きな曲がり角、転換点に差しかかっている。この国のあり方について、どんな形の国を子供や孫の世代に残していくのか、皆さんと一緒に真剣に考え、議論していきたい。建国記念の日がそんな機会になればと願う。