岩国の進むべき道 ー市長就任演説ー <平成15年5月22日> 市民のみなさんの大きな信任をいただき、二期目の市政を担当することになった。私の政治は常に市民とともにあり、市民と協働の街づくりにあるので、第二ステージへ向けた船出に当たり、岩国の今後進むべき道につき私の想いを率直に述べたい。私の考えや目指すべき方向、ビジョンを市民の皆さんに幅広く理解してもらい、そしてひとつの方向に向かって岩国を作り上げていきたい。そうした想いから、初めての試みではあるが、今回の就任演説を行うことにした。 1.発展への基盤整備 岩国は、発展の基礎となるインフラ、基盤整備が大きく立ち遅れている。今ようやく、大きな課題を抱えながらも確実に動き始めている。 (道路) 昨年の道路満足度調査で山口県が全国一位になったが、我々の実感はぜんぜん違う。誰もが岩国の発展の大きなネックになっているという道路問題が、ようやく進み始めている。岩国南道路が5〜6年で川を超え山手地区まで達する。岩国大竹道路も今年から用地買収に入り、10年位かけて大竹まで開通する予定である。平田バイパスと関関バイパスもまもなく完成する。臨港道路も早く計画に乗せ、南道路の由宇方面への南進など周辺地域と連絡する幹線道路の整備も進めなければならない。 (民間空港) そして、長年の夢であった民間空港の再開問題が正式に日米両国間の協議のテーブルに上り、実現に向けて大きな階段を一歩上がった。軍事基地でありいろいろな条件が出てくるであろうが、協議が始まったということは、アメリカ軍も真剣に考えているということであり、合意までそんなに時間はかからないことを期待したい。もし両国の合意ができれば、岩国空港から民間の飛行機が飛び立つことが具体的日程に上ってくる。ここまで来れば、一刻も早くアメリカの同意を取り付けることが最優先であり実現への近道である。もちろん、国土交通省など国に対しても、各種施設の整備など要望活動を強化しなければならない。昨日発表された県と市の共同研究の報告書でも、大きな経済効果があるとされている。いまや、周辺の町村も含めて広域の期待も大きくなっている。 (愛宕山開発) 昨年の調査で、当初の計画1500戸の内、一戸建てが850戸であったが、価格を安くしても一戸建てで約500戸しか売れないという厳しい結果が出ている。しかし、途中で中止しては大きな負債が残るだけであり、現状ではその選択肢はない。住宅の戸数や価格などにつき大幅な見直しを行い、魅力のある住宅地としてできるだけ売却する前向きな努力をしながら、この事業が円滑に進むように関係者全員が知恵を絞るときである。 3.豊かな生活を 以上、目に見える形のあるものについて話をしてきたが、いくら立派な施設ができ、基盤が整っても、そこに生活する子供から高齢者まですべての人々が、豊かに活き活きと生活する環境がなければ何の意味もない。政治の、まちづくりの目的は人々の幸せである。 (少子高齢化対策) そうした意味で、少子高齢化対策も大変重要である。昨年度策定した「児童育成計画」に基づき、まず、「児童センター」を設立したい。その際、新しく施設を建設することは困難なので、既存の施設を有効に活用する。現在詳細を詰めているが、できれば今年秋には開設したい。子供達の遊び場の確保を図りながら、ここを拠点に子育て支援の更なる充実を図る。高いと言われている保育料などの経済的負担の軽減も検討する。 高齢者などリハビリテーションを必要とする方々のためには、医師会がリハビリテーション施設の建設を計画しており、来年の春オープンする予定である。介護保険制度の円滑な運営に努める。 (雇用経済対策) 次に、人々が元気に豊かに生活するためには、雇用経済対策が重要である。若者の働く場を確保することが大切である。特に学校を卒業して人生のスタート台に立ったときに就職口がないということは、本人にとって大変不幸なことであり、こうした未就職の若者を、今年初めて市役所の臨時職員として優先的に雇用した。4月時点で7〜8人採用。常時受け付けているので、希望者はどうぞ。 新たな事業を起こす場合や新規投資などに対する総合的な支援策を盛り込んだ条例案を6月議会に提案する。工場の新たな投資、ベンチャーなど新しい事業、駅前など中心市街地で新しい店を開く場合などに、固定資産税相当額の助成、雇用に対する奨励金、家賃補助など、若年者の雇用、ベンチャー企業支援や商店街の活性化をも視野に入れた、県内にも例のない総合的な魅力のある制度とする予定である。従来岩国にはこうした優遇制度がなく、新しい投資が逃げていく恐れもあった。今後は、事業を起こす人、起業家精神を持った人に選ばれるまちにしたい。 観光は岩国の重要産業であり一層の振興を図る。幸いに錦帯橋の架け替えを契機に観光客が昨年約20%増加した。今年もそれを上回っている。夏には豪華客船「飛鳥」が再び寄港する。来年春には、屋久島まで客船をチャーターする計画もある。 (環境・自然保護) 岩国のごみ問題は、市民の皆さんのご協力により、分別方法の細分化、ごみ袋の有料化などを通じて、減量化やリサイクルなど確実に効果を上げている。帝人沖の不燃物処理場も当初20年くらいと思っていたが、大幅に延命。今年から、」小学生によるペットボトルの回収が始まった。町全体で生ごみをリサイクルする事業も動き出す。今後とも、生ごみやプラスチックなどあらゆるごみの総量を減らし、一層の資源化も進めたい。 また、市役所が率先して環境問題に取り組む姿勢を示すために、民間企業ではすでに一般的になっている環境管理に関する国際規格であるISO14001の取得を目指し、先日作業開始の号令の意味を持つ「キックオフ宣言」を行った。 錦川に代表される豊かな自然は、我々の貴重な財産である。しかし、放っておけば確実に失われ二度と再生することはない。今後は、意識して自然の現状を把握し、積極的に保全する仕組みを作る必要がある。 (教育文化) また、長期的な観点からまちづくりを行うためには、やはり人づくりが重要になる。教育については、昨年より、週5日制、総合学習が始まり、生きる力を育むために、学校、家庭、地域が様々な工夫や努力をしている。岩国では、補助教員の充実などによる少人数の授業や英語教育の充実などにより個性を大切にした教育を行う。 市民の要望も多い中学校給食については、昨年以来検討委員会を設置し実施に向けて検討している。その結論を待って(そう遠くない時期に一定の方向性が出されると期待している)、少子化対策の一環として作業を進めていく。 また文化については、元東京芸術大学の澄川喜一氏を文化の顧問になっていただいた。先生の助言をいただき、錦帯橋を核に、「重要伝統的建造物群保存地区」の指定など歴史伝統を大切にしたまちづくり、宇野千代や藤岡市助など郷土が輩出した著名な人材の業績の保存や活用などを通じた文化の香り高いまちをつくる。 4.市町村合併 こうした課題を一つひとつ解決していきながら、まず岩国が元気になって、中心になって、玖珂町と和木町の参加も促しながら、当面7市町村で合併特例法の期限である17年3月までの合併を目指す。(玖珂町については、住民からの直接請求により、我々7市町村に対し玖珂町も含む合併協議会設置につき議会に付議するかどうかの照会があったので、昨日6市町村で付議する旨の回答をした。しかし、美和町が拒否の回答をしたので、玖珂町が参加する機会をこちらから奪った結果になり残念。)本日第2回目の合併協議会が開催された。合併の方式は「新設合併(対等)」とする、名称は公募により決めることなどが決定され、いよいよこれから協議の本番が始まる。税金や保険料、各種事業など千以上にわたる事業をすべて洗い出し、協議、調整しなければならない。膨大で困難な作業になる。途中で頓挫する例はいくらもある。意見の違いを乗り越え、大きな目標を見失わないで、前向きに議論していきたい。1年半の間に、20回程度の協議会を開催する。今日は周東町のパストラルホールで開催され、数十人の傍聴者があった。次回は錦町で開催される予定であり、今後各町村持ち回りで開催し、議論はすべて公開するので、是非多くの方に関心を持ち参加していただきたい。 5.基地問題 (昨日、海上自衛隊岩国基地において、4人の隊員が殉職されるという、痛ましく大変不幸な事故が発生しました。犠牲になられた方々に対して心から哀悼の意を表します。) 基地問題を抜きにして、岩国を語ることはできない。改めて基本的姿勢を確認しておく。米軍基地は、日米安全保障条約に基づき国防上の重要な役割を与えられ存在しているものであり、その存在と役割の重要性については理解する。しかし、そのために市民生活が一方的に犠牲になることは許されず、私としては、市民の生活の平穏と生命、財産の安全を守るために必要があれば、国に対して言うべきことは言うし、しかるべき行動をとる考えである。 現在、国会で有事法制の審議が行われている。不十分とはいえ緊急の事態に対応するための一応の仕組みやルールができることは前進である。積み残しになった国民保護法制の整備を急ぐことは当然であるが、一番肝腎な憲法九条との関係、自衛権の範囲としてどこまでの活動が許されるのか、アメリカ軍への支援も含めて依然としてあいまいなままである。実際に紛争が発生したときに、その都度、自衛権の行使としてどこまで許されるのかという議論をするのであろうか、或いは、なし崩し的に限りなく武力行使に近付いていくのであろうか。周辺事態法、テロ対策特別法そして有事立法と法整備が進められても、核心の部分が空白のままでは、いざというときに十分に機能しないのではないか。防衛という国の基本にかかわる問題をいつまでもタブーにしないで、本音で議論し国民的合意を形成すべきときである。 6.政治の改革 財政が厳しい中で、山積する課題を確実に解決していくためには、一切の無駄遣いは許されず、貴重な財源を、一部の利益のためではなく、市民全体の幸せのために最大限有効に活用する政治をつくりあげることが何よりも大切であり、そのために政治の改革を進めてきた。 選挙前に各地域で合計36回のミニ集会を開催、選挙に入って街頭演説を約140回開催し、多くの市民と膝を交えて話をしてきた。 今回の選挙を通じて改めて政治の改革の必要性を痛感した。残念なことに、一部の業者に大きな圧力がかかり、自由に選挙活動ができない状況もあったやに聞く。私の所にも悲鳴に近い声がいくつも届けられた。皆さんどう思いますか。こんな暗い状況が許されていいのだろうか。今回改めて、自由な選挙を通じて市長を選び、市民全体の幸福の実現を図るという民主主義の基盤さえ十分にでき上がっていないことを痛感した。こんな政治をやっている限り、岩国は決してよくならない。何とか、こうした圧力や利権とは無縁の政治状況を作る必要がある。 (入札制度の見直し) 現在、プロジェクトチームを設けて入札制度の見直しを行っており、現状では行き過ぎた安値合戦もあるので、近々、不適切な低入札を防止する仕組み(客観的な基準も含む)の導入と工事関係のすべての予定価格の事前公開(従来は2000万円以上に限定)に踏み切る予定である。もちろん、地元業者への優先発注の原則は貫きながら、公共事業をめぐる政治と業者の関係を断ち切り、癒着のない適切な入札や契約が行われるようさらに抜本的な見直しに向けて知恵を絞るときであろう。 (信頼される政治) 市民と行政の信頼関係をさらに強固にするために、今年2月に「個別要望等対処要領」を策定した。政治家からの要望等を文書に記録し、個人ではなく組織として適切に対応し、その結果を情報公開するもの。まだまだ十分に機能しているとは言えない。鈴木宗男の例ではないが、外部の不当な圧力で行政がねじ曲げられたら、皆さんの信頼を一気に失ってしまう。これの運用を徹底し、口利きやあっせんなど外部の不当な圧力とは無縁の毅然とした行政をつくる。 (市民参画) 次に、市民の政策決定への一層の参画を進めるため、現在百以上もある各種審議会等を大幅に整理統合し、複数の分野ごとの市民会議を設置する。その条例案を6月議会に提出する予定である。従来は、市民生活に関係する重要な政策でも、審議会にかけたり、かけなかったり、どうも原則がはっきりしなかった。今後は、公募により広く市民にも参加していただき、重要な政策の決定に当たっては、必ず市民会議の意見を聴くことにする。もちろん、男女共同参画の趣旨も踏まえ一定の女性枠も設ける。 また、パブリックコメント(市民提言)の制度化により、重要政策や大きな事業について、決まってからではなく原案の段階で公表し、1ヶ月程度の期間内に、市民であれば誰でも、手紙でもFAXでもメールでも何でも意見を言うことができる仕組みをつくる。もちろん、よく市長は市民の意見を聴くというが、いろんな意見を聴いていたら何もできないという人がいるが、もちろん、すべての意見を政策に反映できるわけではない。できないものについてもその理由を明確に示したい。よくできてから、ああして欲しい、こうすればよかったという声も聞くが、後の祭りであったが、今後は事前に聴いていく。市民会議にあわせて、早急に要綱を制定する予定である。 さらに、市民参画の最終の形として、岩国の将来を決める大きな問題であって市民の意見が真っ二つに分かれているような場合に、市民の意思を直接確認するための常設型の「住民投票制度」の創設を目指す。これは少し時間をかけて議論したい。 ここまで言うと、必ず出てくるのが、議会軽視ではないかという議論。でも、それは当たらない。行政は、市民の意見も聴きながら最善の政策を立案し議会に提案する責任がある。そのための仕組みを作るだけである。議会には、法律に基づき、条例や予算を決定する強い権限が与えられており、行政側に議会を軽視する権限もなければ、そのつもりもない。 7.議会との関係 間接民主主義という観点からは、議会の役割も大変重要である。行政は執行機関であり、議会は審議、チェックし、政策提言をする機関である。両者がそれぞれの役割をしっかり認識し、市民の意思を反映しながら与えられた機能を十分に発揮することが大切。最近ケーブルテレビによる本会議の中継が始まり、委員会の傍聴もできるようになり、市民の議会に対する関心が高まってきた。議会の努力に心から敬意を表したい。今日、新議長を初め何人かの議員も出席していただいている。大変うれしい。一昨日、議長は就任後の挨拶で、行政と本音で議論し協力していこうと言われた。議会は市政運営の重要なパートナーであり、課題に応じて十分な議論を尽くし、意見を聴いていくつもりである。 8.市民による市民のための政治を 市長就任以来、市民の声を大切にし、本当の意味で市民の立場に立った新しい政治を実践してきた。4年前の所信表明で述べたように、ここ岩国を民主主義のモデルになるようにしたい。この気持ちは今もまったく変わらず、私の政治の永遠のテーマである。この理念を実現するためには何が必要か。もう一度整理する。まず第一に、政治、行政が市民ののために行われるということを明確にする。そして、市民から信頼される行政に。さらに、市民が積極的に行政に参画し、最終的には、共に協力してまちづくりに当たる。そこに圧力や利権などと無縁のまったく新しい政治が生まれ、政治と市民の間に確固たる信頼関係が生まれる。これが、私の目指す究極の政治である。何者にも束縛されない、伸び伸びと、活き活きと生活することができる空間が生まれる。日本一住み良いまちにしたい。 これまで、厳しい財政の状況を初めとして、岩国の抱える問題などできるだけ市民に情報提供し説明し理解を求めてきた。将来につけを残さないために、公共事業の削減、補助金のカットなど市民の皆さんに本音で痛みを伴うことや負担もお願いしてきたが、こうした厳しい政策にもご理解をいただき、まちづくりは行政と市民の協働作業であるということが、共通の認識となってきた。 よく言われることに、「政治のレベルが低いのは、国民のレベルが低いから」がある。皆さんどう思いますか。一見正しいように思われる。でも、政治家がこれを言うと、自分の政治のレベルが低いことの言い訳をしているに過ぎない。市民のレベルは決して低くない。私はこの何年間、多くの市民と話しをしてきた。市民の意識はむしろ非常に高いという実感がある。選挙前に増税の話をしたら選挙に不利になるので黙っておこう、選挙が終わってから増税をしようという話がある。これほど国民を馬鹿にした話はないと思いませんか。増税という政策が安易で説得力がないから国民の理解が得られないのであり、国民のレベルが低いのでは決してない。厳しい行政改革をしても、なお本当に増税が必要であれば、選挙前であろうと、逃げないできちんと国民に説明し説得すべきである。政治家に身を投げ打って市民ために行うという確固たる理念と説得力があれば、痛みを伴う政策であっても国民は必ずや理解する。少なくとも、岩国の市民はそうであると信じている。 2年位前に敬老祝い金を廃止した。今年の3月議会では、市営バスの75歳以上無料パスを廃止した。いずれも高齢者にとっては、負担の増えるいわば増税と同様な措置であったが、財政が厳しい、市営バスが苦しいという事情を理解いただいた市民の側から返上したいという多くの声が上がった。それを聴いたときは、私は涙が出るほどうれしかった。 今日、ある市民からの手紙をいただいた。少し長いが、大変ありがたい内容なので紹介する。「道路に落ちているものを片付けて欲しいと、市役所に電話した。たらいまわしにされるのかと思ったら、すぐに行きますと言われ、「あれっ?」と思った。外に出て待つこと数分、本当にすぐに駆けつけてくれ、手際よく処理。ついでにと別の場所の片付けも頼んだら、これも気持ちよく対応してくれた。何と素早い対応。でももっと感動したのはその後。その足で駅前の友人の店へ。実は前の道路に穴があいて危ないので電話してみようと。今度はすぐ工事用車両が到着。あっという間に穴をふさいでごみまで清掃。その素早い対応はとても清清しく、岩国市がとても頼もしく思えた。「どうせ行政のやることは」なんて偏見を持たず、市民は行政をもっと信頼してもいいのだなと感じた。「お役所仕事はどんどん変わっていきますよ。そんな予感のする1日でした」。 先日は、ある会で、山口市の人が突然私のところに来て、「施設を借りるために市役所へ連絡したところ、いろいろな施設が利用できるかどうか親切に調べてくれた。対応がよく嬉しかったので、是非とも伝えたかった」。 ほんの一例かもしれないし、もちろん、対応が悪いといってお叱りを受けることもある。小さいし、見えないことかもしれないが、行政や市民の意識も確実に変わり始めている。今、時代は大きく市民の意識を、政治を変えようとしている。確実に時代は動いている。地球の上に立っている我々にはその丸いことがわからないように、渦中にいるとわからないかもしれないが、後で振り返ってみると、今が変わり目だったと気付くはず。時代の風を背に受けて、小さな流れもやがて大河になる。そうした中で、今回の選挙は今後の方向性を決める分かれ道であったが、これまでに築かれてきた市民と私の信頼関係により、この危機を乗り越えることができた。もはや誰もこの大きな流れを押し留めることはできない。市民による市民のための政治、まちづくりの理念を断固として実現する強い政治の実現に向けて、「もっともっと風を」強く吹かせ、時計の針をさらに前に進めていく。 9.演説を締めくくるに当たって、市民との契約をします。 私は、市民の委託を受けてその代表として市政を担当させていただく。すべての権限と財源は市民に由来し、市民からお預かりしたもの。このことを明確にするため、皆さんの目の前で、市民との五つの契約を交わしたい。 @常に市民と共にあり、その声に耳を傾ける。 A身を清貧に保ち、いかなる形においても自らの利益を図らない。 B一部の人や団体の特別の利益を図らず、公平・公正な行政を行う。 C市民生活の平穏と安全を守る。 D市民全体の幸福を実現するために、最大限の努力をする。 上記いずれかに違反した場合には、自ら職を辞する。 ・・・まちで出会ったら、「井原さん」と気軽に声をかけて下さい。間違っても、「先生」などと呼ばないで下さい。