御用始め訓示 <平成15年1月6日> 1.例年より長い年末年始(消防、交通、水道、環境などゆっくりできない職場も)、如何にお過ごしか。家族団らんで楽しい時を過ごされたと思う。飲み過ぎで調子のでない人もいるのではないか。 2.今日から御用始め、気持ちの切り替えて仕事に取り組んで欲しい。1年の初めに当たり私の思いを述べる。 基地沖合移設も3年延びたが今後は順調に進む。道路も民間空港も、そして合併も大きく動く。さらに、少子化対策、雇用・経済対策、教育・文化、環境・・・、と、どれをとっても重要な課題を抱えて、大きく変わろうとしている。いや変えなければならない。しかも、数年の単位ではなく、数十年、大げさではなく百年先を考えた基盤、一貫した方針を確立しなければならない。 3.そのために必要なことは、まず、職員の一致団結した行動、しごと。常に市民全体の幸福のために「公平・公正」に、かつ親身な「サービス」を心がけ、「効率的」にしごとをすることが第一番。2年前に掲げた「五つのかけ橋」の一部である。 職員一人ひとりが、この原則に照らしてみて、間違いないと思うような判断を心がけて欲しい。そしてこの原則から外れている時は、従来の方式にとらわれず思い切って改善すべき。何事も、市民の目の前で、オープンにして、しかも、市民の厳しい批判に耐えうる行政にしたい。そうすれば、誇りと自信を持って堂々とした仕事ができる。誰から何を言われようと、決して恐れることはない。時には大きなあつれきもあろうが、市民全体の立場に立って毅然として対応して欲しい。 4.次に、将来を決めるまちづくりをするためには、重要なパートナーである市民の「参画」が不可欠である。そのための仕組みとして、まず、円卓会議の提言を踏まえて、審議会を整理統合し、市民が幅広く参画する委員会をつくりたい。新しい政策や事業を実施する際に市民の意見を幅広く聴く「パブリックコメント」も制度化したい。 5.日本全体の政治や企業活動に対する国民の信頼が大きく揺らいでいる。岩国においては、行政と市民がそれぞれの役割を確実に果たし、両者の揺るがぬ信頼関係を作り上げ、一つ一つ課題をクリアーし、将来のまちづくりの基礎を作る必要がある。 6,市報にも書いたが、今や「変革のとき」を迎えている。変化を恐れてはいけない。私の意思、理念を高く、明確に掲げ、皆さんと市民を引っ張っていく。言いたいこともはっきり言い、私も挑戦したい。皆さんも勇気を持って、常に挑戦する心を忘れず、元気に仕事に取り組んで欲しい。