成人式挨拶 <平成14年1月14日>  皆さん、明けましておめでとう。そして、成人式おめでとう。 今、日本中がかつて無いほどの不況に喘いでいる。経済も社会もどっちの方向に進んでいいのか、方向性を見失っている。学校を出ても就職ができない。そうした荒海の中へ船出をしていく君達が気の毒。 でも、泣き言を言っていても始まらない。今、時代は大きく変わろうとしている。20世紀に築いた仕組みが、がらがらと音を立てて崩れていく。一種の革命かもしれない。では、どうするか。君達一人ひとりの命、個性を大切にして、人と違うことをしろ。同じものの中からは何も生まれない。違いの中から、時代を切り開く新しい知恵、力、エネルギーが必ず生まれる。 近年、各地の成人式が大荒れ。皆さんは、どう思う。少なくとも、付和雷同だけはするな。言いたいことがあれば、言いたいことがあれば堂々と言えばいい。今回、皆さんの仲間が、初めて、この式を自主的に運営する。こんな風に君達と我々とが分かれて型どおりの式典で終わってはつまらないという私の思いも入れてくれて、君達と自由に話をする機会も作られている。我こそはと思う人は、遠慮せずに思いをぶつけて欲しい。 この後、昨年に引き続き、ヒップホップダンスで、お祝いしたいというグループが来ているので、そちらも楽しんで下さい。 おめでとう。君達の大いなる人生に乾杯して、私の挨拶とする。