市民憲章の改訂について <平成13年2月27日市議会全員協議会にて説明> 市民憲章の改定について御説明します。 現在の市民憲章は、市内各方面からの御要望により、昭和53年に岩国市民憲章制定促進協議会が設立されまして、広く市民から御意見をいただき、起草された草案をもとに、岩国市民憲章審議委員会や市議会全員協議会の御了承をいただきまして、昭和54年4月1日制定されたものでございます。 それ以来20年余りを経過し、社会情勢の変化に伴い、平成12年2月岩国市民憲章協議会を設置して検討いたしました結果、市制施行60周年でもあり、21世紀を迎える年でもあることを機に見直しをすることになりました。 見直しに際しましては、専門家の方々の御意見をきくため、5月に起草委員会を設置し、6人の起草委員を委嘱いたしました。平成12年12月までに8回に及ぶ起草委員会を開催し、その間、市民憲章案の公募をい、市民の方々からの応募作品も参考にし、11月には市民の皆様と共に考える集いも開催いたしました。 そして、平成13年2月6日第6回岩国市民憲章協議会において、新しい市民憲章の(案)が決定いたしましたので、議員の皆様に御説明をさせていただくものでございます。 まず市民憲章立案の基本的な考え方ですが、前文については総覧的かつ抽象的なものとし、本文については岩国の独創性をうたい、錦川や錦帯橋などの具象を折り込み、郷土愛、市民としての誇りを持ち、自主参画をうながすものといたしました。 表現につきましては、口語体を主とし、唱えやすい文章で25文字前後にまとめ、詩情性をもたせました。 また、現行の市民憲章が、「私たちは?しましょう」という呼びかけの表現になっているのに対し、新しい市民憲章では、「私たちは」を前文にのみ用い、本文では省略いたしました。文末は「?します」といった自主的な言い回しとし、全体的に中学生が理解できる程度の文章といたしました。 次に内容についてでございますが、前文は、美しい自然、多くの優れた先人は市民の郷土愛の原点であることと、まちづくりへの参画をうたっております。第1項目は、母なる錦川をはじめとする豊かな自然の大切さを認識し、将来にわたってまもり続けていくことの責任があると述べています。 第2項目は、世界に誇る錦帯橋は岩国の文化の真髄であり、匠の技や伝統・文化等を受け継いでいくことの大切さを述べています。 第3項目は、「ふれあい(隣人愛)」について述べています。「温かく旅人 を迎え」という現行の市民憲章をそのまま残し、観光のまち岩国の市民という発想のみでなく、高齢化社会を迎え、いたわりのあるまちづくりも視野に入れております。 第4項目は、「産業」について述べています。産業は活力ある豊かなまちづくりの原動力であり、働く喜びを生む場を提供し、未来を拓く夢を与えてくれます。また、環境や資源等にも配慮した未来産業の開発が望まれます。 第5項目は、生涯を通して学ぶことの大切さと人間性豊かで健やかな若い力を育てることの大切さを述べて、締めくくりといたしました。 以上、市民憲章の改定案についての御説明をさせていただきましが、新しい市民憲章が、21世紀の市民生活の目標・指針となるものと確信いたしておりますので、よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。