事務始め訓辞 <平成13年1月4日> 21世紀という新しい時代が始まり、行政のあり方も大きく変わっていく必要がある。年頭に当たり3点申し上げる。 1.もう一度行政の原点に帰ること。 行政の持っている金も権限も市民に由来するもの。市民全体の幸せを最大にするために金と権限を使うことを市民から委託されている。委託の範囲を超えてそれらを行使することはできないし、この原則を踏み外せば、我々の存在価値をも否定することになる。今年から実施している「市民と職員・五つのかけ橋」もすべてここから派生している。このことを常に念頭に置いていただきたい。 2.当面の重要課題 第一に財政再建。600億円を超える借金と45億円もの毎年の赤字、さらには表に現れていない負の要因もたくさんある。連結決算がいわれる中で、このままでは本当に破産してしまう。まず財政再建、そのためには行政改革を徹底して実施する必要がある。職員にも市民にも痛みを伴う大変困難な仕事であるが、市民全体のために仕事をしているという原則が崩れていない限り、必ず理解を得られると思う。 3.まちづくりの目標 いくら財政が苦しいといっても、行政は立ち止まることはできない。環境、福祉、経済、道路、下水などまちづくりの課題も山積しており、優先順位をつけながら着実に対応していく。そして、民間空港、一層の発展のためには是非とも必要、早期に実現していく決意。さらに今後の長期的な展望を考えると、山口県東部の中心都市としてその責任とリーダーシップを発揮しながら、広域の連携を深め、将来的には合併も進めていく必要がある。 こうした難局に立ち向かうためには、最初の基本原則に立ち帰り、職員が一致団結してことに当たる必要がある。1000人の職員が団結すれば難問を解決することができる、きっと新しい時代を切り拓くことができる。一緒に頑張りましょう。