風(96)

<平成15年8月1日号>

NPO法人が相次いで新しい事業を始めた。「ふれあい交流館西岩国」と「ぴよぴよ・まりふ」である。前者は、地元の人達が中心になって作ったNPO法人「西岩国・駅と広域まちづくりの会」が、JR西日本から岩国市に無償で譲渡された西岩国駅舎を管理運営し、イベントや展示、交流などを通じてまちづくりの拠点として活用していくもの。

後者は、幼稚園経営者が中心となって設立したNPO法人「チャイルド・ケア」が、岩国駅前中通アーケード街にオープンした託児所である。

今年に入って、自然研究会や理科の先生などが母体となった「錦川環境教育学会」も活動を始めており、昨年は、地域の身近な場所で高齢者や障害者のお世話をしたいという自らも介護の体験をされた教育者の熱い想いからスタートした「合歓(ねむ)の家」も順調に活動を続けている。

NPO法人とは、「特定非営利活動法人」と言われ、ボランティア活動をはじめとする自由な社会貢献活動の健全な発展のために平成10年に法律により設立が認められた。県下でもすでに165法人が設立されている。岩国においても、様々な分野でNPOが誕生し始め、すでに10法人に達している。ボランティアでもない、営利を目的とする企業でもない、その中間の公共的目的を持った新しい市民活動の母体としてのNPOは、今後の市民と協働のまちづくりの重要な担い手として、また、新しい雇用の受け皿として今後重要な役割を果たすことになる。

中央公民館内にある市民活動支援センターでは、NPO法人に関する情報提供も行い、その設立や運営のノウハウについて講座を開いたり、交流と連携の場である市民活動カフェを開催したり様々なお手伝いをしています。法人化を目指している人、活動に参加したり会員になりたい人など関心のある方は、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。

財布の中に、必ず「市内共通商品券」を入れてある。スーパーで買い物をし、レストランで食事をした。市内多くの店で使うことができ、現金と変わらぬ便利さがある。もっともっと利用者を増やし、バイいわくに(地元産品を買う)の実を上げたい。