市営バスがピンチである。過去10年間で乗合バスの利用者数が約30%減少している。その間に、職員数を15人(約15%)減らし、賃金水準を引き下げるなど経営の効率化を行った。また、日本のエジソン藤岡市助にちなんで「いちすけ号」を走らせ、子供達に人気の「チョロQ」を発売するなどの増収対策もとってきたが、収入の減少を押し留めることができず、県や市などからの補助金約1億4千万円を入れても、毎年数千万円の赤字になっている。このままの状態が続けば、近い内に市営バスが無くなってしまうかもしれない。
昨年の市民アンケートでは、高齢者や障害のある人を中心にして、「現在必要である」、「将来は必要になる」など「バスは必要である」と答えた人が大部分を占めた。また、バスの利用者が増えマイカーの数が減少すれば、交通渋滞の緩和や排気ガスの削減にもつながり、一石二鳥や三鳥の効果がある。
10月には4年振りのダイヤ改正が行われる。これに合わせて、運賃や路線などを大きく見直し、少しでも利用しやすく便利にしようと工夫を凝らした新しい市営バスがスタートする。
・岩国駅を中心に公共施設を回り、バス停の間隔も短い「コミュニティ循環バス」をつくり、100円均一料金とする。
・最低運賃を従来の130円から100円にする。
・中高生や大学生などの通学支援策として格安の定期券「サンキューパス」を発行する。
・各種定期券の大幅値下げ。
・小学生を週末や祝日に無料とする「ホリデーパス」を発行する。
市の職員もこれまで以上に率先してバスを利用するように心がけており、市民の皆さんも、もう一度バスの良さを見直して欲しい。「バスがなくなっては不便だ」、「バスは残して欲しい」と思われる方は、できるだけバスに乗って下さい。何か新しい発見があるかも。
活きのいい鮎が届く。錦川の上流で生まれ、子供の頃から「あいかけ」(鮎釣りの方法で「ころがし」のこと)が好きで、シーズンになると腕がむずむずしてくる。上品な味と香りを楽しみながら、心は錦の川の水面へ飛ぶ。