「岩国にもこんなにたくさんの子供がいたんですね!」こどもまつりの日に聞かれた素直な驚きの声である。適当な施設がない岩国で1日だけでも、親子が自由に安心して遊ぶことができる機会をつくろうと、子育てを応援するグループや保育園など多くの人達の協力を得て昨年から始めたものであり、今回が2回目。様々な遊びに夢中になったり、パトカーや消防車に目を輝かせたり、訪れた親子は4千人を超えた。昨年、児童環境づくり推進室をつくり、児童館がない替わりに公民館や供用会館を使って子供達に遊ぶ機会を提供する「いっしょにあそぼ」という事業も始めた。今までに34ヶ所で開催し、1,000人が参加している。
最近の国の発表によると、合計特殊出生率(一生の間に一人の女性が生む子供の数)が、現在の1.35から将来もあまり上昇せず、このまま推移すれば日本の人口はまもなく減少し始めるという。晩婚化などいろいろ原因はあろうが、少子化対策が国の政策としても大変重要になっている。もちろん、岩国だけでこの大きな流れを押し留めることはできないが、子育てのしやすい環境をつくるためにできるだけのことをしたい。そして、若い家族に子育ての場所として岩国が選ばれるようになりたい。
今年は「児童育成計画」の見直しの年に当たり、専門家や市民の代表にも参画していただき、夫婦共働きでも安心して子供を生み、育てることができるよう、医療や保育などが抱える問題点などを再点検し、今後5年間の基本的な方向を見出していきたい。子育てに奮闘している母親の生の声も大切にしたいので、遠慮なく意見を届けて下さい。
西岩国駅の横の広場を活用して5月中旬から毎週土曜日に、ふれあい広場交流会が開催されている。活気を無くして久しい西岩国地区に、何とかして再び元気を取り戻そうと地元の人達の間で数年前から温められていた計画で、自治会をはじめ関係者のねばり強い努力とJR西日本の協力により実を結んだ。錦町や玖珂町など市外からも参加して、とれたての野菜や岩国寿司など多くの品が並び、用意されたものもすぐに無くなってしまうほどの盛況。駅が昔の賑いを取り戻したかのようである。自らの手でまちづくりに取り組もうとする新しい息吹きであり、私としてもできる限り応援していきたい。