風(47)

<平成14年4月15日号>

昨年9月の市民意識調査から。一番関心があったのは、今回初めて実施した「市政の満足度」の項目である。就任後2年余りを経過して、私の市政運営につき市民の皆さんがどのように感じているのか、不安と期待と半ばする気持ちであるが、その声を聞いておきたかった。まず、特徴的なのは「行財政改革への取り組み」に対して不満(どちらと言えば不満も含む)の方(46.9%)が多かったこと。行財政改革は最重点に取り組んでいるつもりだが、まだまだ市民の受けとめ方は厳しいのだなと感じた。「市政への市民の声の反映」、「行政情報の公開」、「職員の市民へのサービス」などの項目、そして「総合的満足度」については、満足(どちらかと言えば満足も含む)とするものの方が多かった。しかし、いずれも満足が50%前後にとどまり、一方で不満も40%前後あり、もっと努力することが必要だと痛感した。大変参考になるので、今後も同様の調査を続けたい。率直なご意見をどうぞ。

3月議会において、14年度予算を初めすべての議案が承認された。昨年11月に「市政刷新宣言」を行い、不退転の決意で財政の建て直しに取り組むと表明して初めての予算であり、宣言の具体化のための重要な第一歩であった。いまだかつてないほど厳しい内容になり、審議の過程でさまざまな議論もあったが、全体的には、将来の世代に負担を残さないようしばらく我慢し痛みを分かち合いながら、公平に計画的に税金を使うという方針につきご理解いただいたようだ。1年前には予算案の大幅な修正を経て、最終的には予算全体が否決されるという大変な事態になったことが記憶に新しいが、今は、市民のために協力していくという方向で行政と議会の歯車がしっかりかみ合ってきたように思う。

3月10日、待ちに待った錦帯橋第3橋が完成し渡り初めが行われた。折りからの好天に恵まれ、この日を心待ちにしていた大勢の市民が、子供やお年寄りの手を引き新しい橋を踏みしめる。架け替えを見たいといって遠方より訪れる人も多く、久し振りの明るい話題である。白木のまぶしさ、ほのかに漂う香り、陽を浴びた金色の輝き・・・肌で感じてみて下さい。