風(44)

<平成14年3月1日号>

ヘリコプター配備について、1月25日に市議会に私の考え方を説明し、翌日周辺の自治会にも状況を説明した後、30日には、県、由宇町と一緒に上京し、防衛施設庁に対して、今回の受け入れはやむを得ないと回答し、併せて、懸案事項について要望した。

判断に当たって一番問題であったのは、「基地機能のこれ以上の強化は反対である」という岩国市の基本方針との関係であった。機数と人員が増加することで、形式的に見れば、いろいろな議論があるかもしれないが、今回は、テロを契機とした人道支援を主な目的とするものであり、今まで想定されたことのなかった新しい事態に対応するために緊急に必要になったものであり、従来の視点だけではなく、配備の目的、騒音や安全性など周辺住民の生活環境に与える影響などを総合的に判断すべきであると考えた。また、今後基地がどんどん大きくなっていくのではという不安があったので、確認したところ、国は、現在そのような計画はなく、今後とも地元の考え方を理解して信頼関係を大切にするとしており、一定の歯止めをかけることができたと思う。

要望事項については、2月4日に回答が届き、騒音や安全対策などに誠意を持って取り組むこと、NLP(夜間離発着訓練)は、できる限り硫黄島で実施すること、民間空港の早期再開について真剣に協議することを、いずれも、日米両国政府の合意として確認することができた。大きな前進である。

観光協会などが中心になり毎年実施されている観光宣伝隊に参加した。今年は、ミス岩国の3人を含め総勢30人余り、神戸と大阪を回り、私は大阪で合流した。梅田駅近くの地下街で、観光展を開催し、行き交う人達に錦帯橋の架け替えを中心にして、岩国の魅力を大いに宣伝した。私も、赤いはっぴを着て、時にはマイクを持ち、また資料を手渡し説明する。興味を示して立ち寄る人が多く、みんなてんてこ舞い。特に、平成の架け替えに関心を持って、「必ず行きますよ」という言葉を聞いたときは大変嬉しかった。そのほか、旅行会社や岩国に工場のある会社を訪ねたり、豪華客船寄港のお願いをしたり。初めて参加してみて、PRの大切さをあらためて感じた。宣伝隊の皆さん、本当にお疲れさま。