昨年12月、山口県から広域行政推進要綱が示された。調査研究会(私もメンバーの一人)の報告をもとに8つの合併パターンを将来の姿として位置づけ、広域行政の進め方を示したもの。岩国地域9市町村もこのパターンのひとつに含まれている。国はすでに平成17年3月までに全国3000以上の市町村の数を1000程度にするという目標を掲げ様々な支援策も用意している。県の予算にも、気運の醸成や各地域の自主的取り組みへの支援措置が盛り込まれている。
交通、通信手段が飛躍的に発達し、我々の活動がすでに市町村の枠を越えて広がっており、環境問題などは地域を超えて対応せざるを得なくなっている。地域間の競争に勝ち、より一層の発展をするためには、合併は避けては通れない、というより積極的に取り組む課題だと思う。もちろん、地域格差が生ずるのではないか、住民サービスが低下するのではないかなど様々な懸念材料もあり、こうした点には十分留意する必要があるし、
合併は住民生活に密接に関係する重要事項であり、決して行政が押しつけるものであってはならない。その方法や効果につき十分な情報提供がなされ、議論を尽くし、住民、議会が自ら決定すべきものである。
岩国広域についても、今後10年間の地域づくり計画である「岩国広域スクラム21」が丁度4月から始まっている。その中で福祉や環境などと並んで行財政に関するプロジェクトチームを設置することになっており、このチームを中心に合併を含む広域行政のあり方につき具体的に研究していきたい。国の示す17年を一つの区切りとして、ここ2?3年の間に議論を深めるため、合併によるメリット、デメリットについて具体的にわかりやすく説明していきたいと思うので、皆さんにもこの機会に一緒に考えていただきたい。
最近市役所や出張所などの職員の胸の名札が変わりました。気が付かれたでしょうか。サイズを大きくし、顔写真を入れ、名前と所属を明らかにして、市職員としての自覚と責任を持ってサービスに努めることを目的に4月下旬から始めたもの。これにより、職場の雰囲気や職員の応対がどのように変わるのか注目してみたい。