1月29日、米海軍によるNLP(夜間着艦訓練)が行われている三沢、横田、厚木、岩国の各基地を抱える市長が、厚木基地のある神奈川県大和市に集まり意見交換を行った。昨年9月事前通告なしに突然NLPが岩国で実施され、大きな憤りを感じるとともに、これまで我々の切実な抗議の声が全く届いておらず、市民の生活の安寧を守るためには、従来のように形式的な抗議を繰り返すだけでは何の効果もないということを実感した。そこで、同じ問題を抱える自治体が共同で国と米軍に対して行動するため、私の方から各市長に呼びかけ今回の会議が実現した。会議では、各市の基地の実情やNLPの状況、市民の反応などが報告されるとともに、今後の対応方針について率直な話し合いをした。その結果、NLPは我慢の限度を超えており、すべて硫黄島で実施すべきであり、それができないなら国の責任で他の方策を早急に検討すべきであるとの認識で一致し共同声明を
発表することができた。会議終了後記者会見に臨んだが、予想をはるかに超える40〜50人の報道関係者が集まり、その関心の高さに正直驚いた。今回関係各市の市長たちが一堂に会し共通の方向性を持つことができたことは大変意義のあることであり、今後状況に応じて情報交換や協議をしながら、共同で国や米軍に対して行動していくことになるだろう。
と、ここまで書いたところで、一つの情報が入る。2月2日、在日米海軍司令官が、「硫黄島でのNLP実施率を以前の9割台に戻す努力をする。」と表明し、併せて日本政府に対して抜本的な改善策についての協力依頼をしたとのこと。昨年は24%と激減していた硫黄島での訓練の割合を90%以上に高める努力をするというのであれば一歩前進であるが、これが本当の意味で吉報になるかどうか、判断するのはまだ早い。
1月30日、錦帯橋に使用する木曾ひのきを調達する際にお世話になったお礼と、錦帯橋の架替え、併せて「きらら博」のPRのために、中部森林管理局と長野県庁を訪問した。ここでも思いのほかマスコミが集まり熱心に取材し報道してくれた。私は以前長野県庁に勤務したことがあり懐かしい地であるが、一般的には岩国はいかにも遠くなじみが薄い。この機会に少しでも知ってもらえたら。