風(18)

<平成13年1月15日号>

岩国円卓会議の第一回会合を11月下旬に開く。市政の基本的重要事項について幅広く民間の意見を聴くために私の強い思いで設置したもの。市内外から、大学の先生、弁護士、経営、労働側、子育て中の母親など多彩なメンバーに個人として参加してもらい、自由に意見を言ってもらうことにした。一ヶ月に一回程度開催しながら、当面は、緊急課題である行財政改革につき議論していただく予定。先般、市役所が一丸となって行政運営に当たるための基本原則(五つのかけ橋・・・「公平」、「効率」、「サービス」、「参画」、「行動」)を作り、庁内各所に掲示した。新しい世紀にふさわしい新しい政治の器を作り上げ、徹底した行財政改革を実行し、個性あふれるまちづくりをする、こうした大きな課題に正面から立ち向かい将来の世代に負債を残さないためには、市民全体が共通の認識を持ち、痛みも分かち合いながら、思い切った政策を実行する必要あり。もはや役所の中だけの小手先の対応ではこの難局を乗り切り、次の時代を切り拓くことは不可能。そこで広く民間の英知を集め、従来の官にない発想やアイデアを求めることにした。初顔合わせであったが、早速多くの委員から役所の仕事の仕方などにつき厳しい意見が相次ぎ、私も思わず議論の輪に入ってしまった。次回以降の展開を楽しみにしたい。

科学センターの45周年を記念して、科学の祭典が開かれる。科学離れが言われる中で、子供達に自然や科学の不思議、おもしろさを肌で感じてもらうことを目的に、体育館に様々な仕掛けが施された。すべて、学校の理科の先生や科学に関心の深い大人達、中高の理科クラブの生徒達などが協力してくれた。果物で電気を起こしたり、パソコンでロボットを描いたり、温度による気体の変化を観察したり、舞台の上では掃除機を利用したホバークラフトが子供達を乗せたり(私も試乗したが気持ちよかった)。2,500人の子供達の驚きが、2日間にわたって館内に満ちあふれた。科学センターは、その長い歴史や活動内容など、岩国の誇り得る施設である。その伝統を支える人たちの熱い想いがあってこそ実現できた科学の祭典であったが、必ずや未来への新しい一歩となるであろう。ご協力いただいた多くのボランテイアの人達に感謝したい。

市政の動きや私の想いをもっともっと皆さんに知っていただけるよう、今回から、「風」を市報の毎号(1日、15日号)に載せることにする。