3月議会が始まる。皆さんもご存知の通り1年間の予算を決める大切な議会である。国の予算も、去年の暮れ政府案が決まり、現在国会で審議中である。今回は市の予算がどのようにつくられるのか紹介してみたい。1年間の予算は、当初予算という。その他、年度の途中9月や12月に臨時の必要があって編成される補正予算がある。内容は大きく分けて、一般会計と水道や交通などの特別会計に分れる。
10月上旬、大枠の予算編成方針が決まり、次年度に向けて予算づくりが始まる。11月終わりまでに各課の要求が出そろい、財政部や助役の審査を経て、1月中旬から私の査定が始まる。だいたい2月初めまでに当初予算案が確定し、今議会で承認されれば4月から実施される。
今回は初めての本格的な予算になるので、私の考え方を反映したものにしたいと思い、ホットラインや市民懇談会などを通じて届けていただいた市民の皆さんの意見も取り入れながら、少子高齢化対策、自然保護、歴史文化の尊重、産業の振興、ボランテイアの支援などについて、新しい政策を盛り込むよう努力した。一方、財政状況が悪いので、介護福祉などの新しい分野を充実するため、役割の小さくなった給付金を整理するなど厳しい内容も含んでいる。
3月議会に注目して下さい。そして一緒に考えて下さい…。
吉野川への堰の建設をめぐって徳島の住民投票が話題になっている。住民の意思がどうあろうと安全のために必要なものはやるべきであるとか、間接民主主義を否定するものであるとかいう意見があるが、十分な議論がなされた上での住民投票の結果は、主権者である住民の最終意思であり、法的にはともかく、政治的には最大限に尊重されなければならないものである。我がまちには、住民投票の制度はまだないが、地域の将来を決める重大な意思決定をする際には有効な方法となろう。