風(7)

<平成12年2月1日号>

今回は、年末から新年にかけての私の仕事の一端を紹介してみたい。どんな感想をお持ちになるかは読んだ後のお楽しみに。

12月20日、議会が終わって県の東京事務所に到着。すでに来年度予算が大蔵省から内示されており、心配していた基地沖合移設予算も201億円満額確保されていたのでひと安心。翌日は朝からお世話になった地元選出の国会議員を中心に防衛関係の議員、防衛施設庁などをお礼に回る。市議会の本田議長さんも民間団体の代表も別々にお礼に歩かれたようだ。実は前の週に大変厳しいという情報が入り、議会中ではあったが、日帰りで上京し、関係方面にお願いに歩いたばかりであった。翌日は、ゴミ問題で厚生省に行き、また、福祉施設の件で労働省にも立ち寄った。就任後半年あまりの間に、道路や港湾、基地などで、すでに10回以上東京での陳情活動を行っている。国が権限と財源を握っている以上やむを得ないことであろうが、こうした活動が少なくなって、初めて地方分権が進んだといえるのではあるまいか。

新年を迎えるに当たっては、やはり2000年問題が大きな不安であった。官民あげて事前の十分な対策があったが、何が起こるかわからないという不安もあり、対策本部を設置し、万が一の事態に備えた。私も大晦日の夜11時頃から水道局と消防本部を視察した後、市役所に登庁、年が改まるのを待った。幸い何事も無く、電気、水道なども正常との報告が次々に入り、ほっとした。今までにない年越しであった。警察などの関係機関、企業、そして職員の皆さんのご努力に感謝したい。[img SRC="kaze-7.jpg" height=263 width=417 align=RIGHT>

5日には、卸売市場で初市、鯛の初せりを行う。「さあ、なんぼうか」と声をかけると次々に値がつり上がりかなり高い御祝儀相場となった。

10日は、まず、消防の出初め式。消防団などに混じってかわいい少年消防クラブなども堂々の行進。通り過ぎる一人ひとりの顔を見ながら、この人達の危険を省みない自発的な活動が市民の生活の安全を守っているのだと頭が下がる。続いて成人式、2階席も使う程の盛況。例年のごとく式典そっちのけの騒々しい雰囲気になるのではと思いきや、意に反して、ステージと客席が一体となり若さが発散された良い式であった。