宇野千代記念館について。議会の承認を得て平成10年には基本設計が終わり、今年度はさらに詳細な設計を行う予定になっていたが、去る9月議会の最終日に、突然今後の手続きの中止を求める決議が提出され、採決の結果、13対12(欠席1、退席3)で可決された。詳細設計の予算は既に議会を通過しており、今回の決議は法的に行政を拘束するものではないし、前の議決と異なる意思表示をすることに疑問もあるが、現実に示された議会の意思は重く受け止めざるを得ないこと。また、誤った情報や事実と違う噂なども飛び交っているが、依然として市民の間に十分な理解が得られていないという事実があること。こうした状況を踏まえて、資料を管理されている藤江さんとも直接お会いして話し合いをした結果、私としては大変残念ではあるが、今回の建設計画を断念し、約束事なども白紙に戻すことにした。
この貴重な資料は是非とも岩国に欲しい、岩国の新しい魅力として、文化、経済などの面において将来にわたって財産となるものであり、今これを失ってしまったら、後々の世に大きな禍根を残す、将来の世代から大きな批判を受けることになりはしないか。
岩国が今のままでいいのなら何もする必要はないが、少しでも魅力のあるまちにするためには、失敗を恐れず新しいことに挑戦する勇気も必要ではないだろうか。私の正直な思いである。子供や孫たちのためにも、事実に基づき今一度冷静に考えてみて欲しい。市民のための政治を片時も忘れたことはない、私を信じて欲しい。宇野千代を再び故郷から追い出すことだけはしたくない。
小さな子供達を抱える母親達に招かれて懇談。各地区の市民懇談会が一巡したので、これからは、女性や子供達などのグループと懇談をしたいと、以前この欄で書いたのがきっかけであった。母親達からは、矢継ぎ早に、保育時間の延長、保育料金が高い、30人学級の実現、子育て支援センターの拡充、放課後児童教室の拡充、などの要望が出る。いずれも真剣な眼差しで訴えかけてくる。さまざまな問題を抱え、働きながら子育てに奮闘している様子を肌で感じることができた。一度にすべて実現することは難しいが、何とかこの人達を応援してあげることができたら。