風(2号)

<平成11年8月1日号>

6月7日、市議会六月定例会が始まった。私にとっても初めての経験であり、今回は感じたことや裏話を少し書いてみる。

初日の冒頭、所信表明演説を行う。風通しのよさを中心にした私の今後の政治の基本理念を明らかにしたつもりであるが、想いが十分に伝わっただろうか。

翌週からの一般質問は、まず、議員の質問に対して、準備してきた答弁原稿を読み上げることから始まる。ただ、シナリオどおりには進まないもので、質問内容が少し違っていたり、答弁がもれていたりする。1回目の質問に不満があれば、再度の質問が行われ、その場で臨機応変に対応する。私にももちろん答弁原稿が用意されているのだが、そのまま読んでは味気ないし、そもそも嫌いだから、アドリブで追加したり、修正をしたり、後で聞いてみると、担当の部長さん達は、私が何を言い出すかわからないので、ハラハラしたそうだ。

連日大勢の人が傍聴に来られ、熱心に議論に耳を傾けていただいた。皆さんの期待にお応えできたでしょうか。これにこりずに次回9月には議場に入りきれないほどたくさんの人に来ていただけたら。さらに今回もアイ・キャンにより、本会議の全てが一般家庭に放映され、政治の現場に直接触れていただく大変いい機会だったと思う。委員会は、部屋が狭いこともあり、傍聴もケーブルテレビの放映も許されていないのが残念であるが、議会も確実にオープンな方向に向かっており、私も負けてはいられない、情報公開も含めて、風通しの良い、透明なしくみをつくり上げていきたい。

統一ドイツの新しい首都ベルリンの改修された議会、その中央ドームは、議会の透明性を象徴するため「ガラス張り」になっているとのこと。市長室の壁やドアを文字通り「ガラス張り」にできるのはいつのことであろうか。